2026年9月18日、青島俊作が帰ってきます。
『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』。織田裕二さんが演じる青島俊作が主役を張る本編シリーズとしては、実に14年ぶりの新作です。公開日は、今年のシルバーウィーク初日(9月19日)の、ちょうど前日。あの頃の記憶を抱えたまま、もう一度あの世界に戻れる。そんな巡り合わせのようなタイミングです。
1997年、テレビの前で始まった物語
『踊る大捜査線』は、1997年にフジテレビ系で放送された連続ドラマから始まりました。脱サラして刑事になった異色の男・青島俊作と、本庁のキャリア組・室井慎次。理想と現実のあいだで揺れながら、それでも現場に立ち続ける人たちの姿に、当時多くの人が自分自身を重ねていたのではないでしょうか。
最終話の視聴率は23.1%。翌1998年には劇場版第1作『踊る大捜査線 THE MOVIE』が公開され、観客動員700万人・興行収入101億円という大ヒットを記録しました。テレビの続きを、大きなスクリーンで観に行く。今のように配信が当たり前ではなかった時代、その特別感を覚えている方も多いはずです。
数字で振り返る、シリーズの記録
2003年公開の第2作『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、観客動員1260万人・興行収入173.5億円という記録を打ち立て、この数字は今も邦画実写作品の歴代1位です。シリーズ全体(スピンオフを含む)の累計動員は3,598万人を超えるといわれています。
一本の刑事ドラマから始まった物語が、これほど多くの人の記憶に残る作品に育っていった。そのこと自体が、少し感慨深いものがあります。
14年ぶりの帰還――『N.E.W.』が描くもの
2012年の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』でシリーズは一旦幕を閉じましたが、2024年のスピンオフ『室井慎次 敗れざる者』『室井慎次 生き続ける者』を経て、ついに青島俊作が本編に帰ってきます。
新作のタイトル「N.E.W.」は、”NEXT EVOLUTION WORLD”を「新しい(NEW)」にかけたもの。監督・本広克行さん、脚本・君塚良一さん、プロデューサー・亀山千広さんという、シリーズを支えてきた顔ぶれも続投しています。舞台は新宿。あの頃の空気を知る方にとっては、青島がスクリーンに戻ってくるというだけで、胸に来るものがあるかもしれません。
シルバーウィークに、もう一度あの物語を
今年のシルバーウィークは9月19日から23日までの5連休。混雑を避けてゆったり過ごしたい、という方も多いのではないでしょうか。そんな連休の初日、あるいは前後の落ち着いたタイミングで、映画館に足を運んでみるのも一つの過ごし方です。シニア割引や夫婦50割引を使えば、無理のない範囲で楽しめます(詳しくは映画館特集の記事もあわせてご覧ください)。
自宅でじっくり振り返るなら
「新作を観る前に、もう一度あの頃の空気に触れておきたい」という方には、自宅での視聴もおすすめです。U-NEXTでは過去シリーズの一部が見放題で配信されており、無料体験期間を使えば、費用をかけずにじっくり見返すこともできます(本記事にはアフィリエイトリンクを含みます。配信状況は2026年8月時点の情報のため、視聴前に最新の状況をご確認ください)。
慌ただしく最新作を追いかけるよりも、まずはあの頃の記憶を静かに辿ってみる。そんな余韻の味わい方も、悪くないと思います。
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