「銀幕のあとで」に来てくださって、ありがとうございます。
映画が好きで、でも最近なんとなく映画館から足が遠のいている——そんな方に、このサイトは来てほしいと思っています。
少しだけ、私自身のことをお話しさせてください。
昭和44年(1969年)生まれ、神奈川県在住、現在56歳です。
18歳のとき、家族で製造業を始めました。
遊びたい盛りの青春時代を、 油の匂いと機械の音の中で過ごした。
「映画館は、そんな日常から少しだけ抜け出せる場所」
新聞の映画欄を指でなぞって上映時間を調べた日。前売り券を買って、当日まで何度も眺めた日。近所のパナステーション(松下電器の街の販売店)のおじさんに勧めてもらったビデオデッキで、初めて映画を録画した夜——そういう記憶が、今もはっきり残っています。
警備の仕事をしながら、60歳以降の自分の人生を考えたとき、ずっと心の中にあった「映画への愛」を形にしたいと思いました。それが「銀幕のあとで」の始まりです。
なぜ「50代・60代のため」なのか
実は、私だけではないようです。
映画が嫌いになったわけではない。でも、いつの間にか映画館から足が遠ざかっていた——そんな方が、50代・60代にはとても多いのです。
映画業界の調査によると、この世代は「映画館以外で映画を観る時間」がむしろ増えているといいます。テレビや動画配信で映画を楽しみながら、映画館だけが遠くなっている。
「映画館離れであって、映画離れではない」——この言葉が、ずっと頭に残っています。
映画館から遠ざかってしまった理由は、人それぞれです。
トイレのことが気になる。
足腰への負担が心配。
座席での長時間が不安。
混雑した日は疲れてしまう。
でも、どれも映画が嫌いになったわけではない。
「もう一度行きたい」——そんな気持ちを大切にしながら、一緒に考えていきたいと思って、このサイトを作りました。
あなたの「もう一度」を、一緒に探させてください。
「ノスタルジー」について
「ノスタルジー」という言葉を聞くと、「過去への逃避」と感じる方もいるかもしれません。でも、研究者たちはそう見ていません。
フランスの研究者たちが明らかにしたこと——ノスタルジーは「脅威から守られた安全な避難所」として機能するというのです。
不安な現代を生きる私たちにとって、昭和の記憶は単なる懐かしさではなく、こころを落ち着かせ、前に進む力を与えてくれるもの——そう考えられています。
だから「銀幕のあとで」では、昭和の映画・音楽・生活の記憶を大切に扱います。それはこころへの処方箋だと、私は信じているからです。
※参考:Fleury et al., 2022, Frontiers in Psychology
「ウェルビーイング」について
「ウェルビーイング(Well-being)」とは、身体的・精神的・社会的に満たされた状態のことです。単なる「幸福」ではなく、「よく生きていること」という意味に近い言葉です。
映画館に行くことは、娯楽ではなくウェルビーイングの実践だと私は思っています。
暗闇の中でスクリーンを見上げる時間。知らない誰かと同じ場所で、同じ物語を体験する時間。映画が終わった後、ロビーを歩きながら余韻に浸る時間——これらはすべて、こころと体を整える行為です。
「銀幕のあとで」というサイト名は、その「映画が終わった後の時間」を大切にしたいという想いから来ています。
このサイトが大切にする4つのこと
①売り込まない
お得情報や便利なサービスをご紹介することはあります。でも、押しつけません。読者の方が自分で判断できる情報をお届けするのが私の役割です。
②体の不安に寄り添う
トイレ、腰、膝、聴覚——「また行きたい」の邪魔をするものを、ひとつずつ一緒に考えていきます。
③昭和の記憶を大切にする
あの頃の映画館、音楽、テレビ、街並み——記憶は老いません。その記憶が、今日の一歩を後押ししてくれると信じています。
④読者と一緒に作るサイト
管理人ひとりの記憶には限界があります。コメント欄で教えていただいた記憶や体験が、このサイトをより豊かにしてくれます。あなたの声を、楽しみにしています。
最後に
「不器用だったあの頃の私に、会いに行く」
そんな気持ちで、ここに来てください。管理人も同じ気持ちで、記事を書いています。
昭和の記憶を持つすべての方に、このサイトが「安心して立ち寄れる場所」になることを願っています。
あなたにとっての昭和の思い出を、ひとつだけ教えてください。コメント欄でお待ちしています。
管理人 たにやまれんじ
※参考資料
・Fleury, J. et al.(2022)Frontiers in Psychology
・映画業界の調査データ(GEM Standard 2024年/クロス・マーケティング 2025年)
・総務省「社会生活基本調査」(令和3年)


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